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watchOS 8.1(19R570)リリース。3件の改善とバグ修正、16件のセキュリティ問題に対応したメジャーアップデート。更新すべきか否か?所要時間、サイズ、更新後の不具合の有無についてご紹介

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watchOS 最新リリース情報

2022年7月21日。watchOS 8.7(19U66)がリリースされました。詳しくは次の記事を参照ください。

watchOS 8.7(19U66)リリース。改善・バグ修正および重要なセキュリティアップデート(17カテゴリ27件)を含むメジャーアップデート。更新すべきか否か?所要時間、サイズ、更新後の不具合の有無についてご紹介

2022年8月18日。Apple Watch Series 3専用の watchOS 8.7.1(19U67)がリリースされました。

2021年10月26日。watchOS 8.1(19R570)がリリースされました。前回のリリースから2週間。他のOSと同時にリリースされたメジャーアップデートです。

3件の改善とバグ修正、11のカテゴリで16件のセキュリティ問題(CVE)に対応しています。

実際にApple Watch Series 6をwatchOS 8.1にアップデートした結果も踏まえて、更新すべきか否か、更新内容、サイズ、時間、手順、更新後の不具合の有無などを紹介します。

また、同日にiPhone用のiOS 15.1、iPad用のiPadOS 15.1、Mac用のmacOS Monterey 12.0.1がリリースされています。対象機器をお持ちの方は合わせてご確認ください。

クリックできる目次

watchOS 8.1 に更新すべき?待つべき?

今回のwatchOSのアップデートはwatchOS 8.0.1からwatchOS 8.1へと2番目の数字が変更されるメジャーアップデートです。

watchOS 8.1では、

が含まれます。

また、同日にiOS 15.1、iPadOS 15.1、macOS Monterey 12.0.1がリリースされています。

上記を踏まえてwatchOS 8.1にアップデートしても良い方は次のとおりです。

  • 不具合に直面している方
  • 新機能を利用したい方
  • ペアリングしているiPhoneのiOSを15.1にアップデートした方
  • セキュリティ意識の高い方
  • 最新版を利用したい方

反対にアップデートを待った方が良いのは、

  • 慎重派な方
  • 問題が発生した場合に対処か困難な方

です。

今回はメジャーアップデートのため、不具合が発生する可能性があります。

慎重派の方は、2週間程度様子見をしても良いと考えています。

watchOS 8.1 に更新後の不具合について

2021年10月30日16:15現在、Apple Watch Series 6をwatchOS 8.1にアップデートしましたが、次のような不具合・問題は発生していません。

  • 起動しなくなる
  • 再起動を繰り返す
  • 通信しない
  • 利用できない

逆に、

  • 文字盤が表示され続けるようになり、Web予約開始時などに秒針確認のために手首を何回もひねらなくて済むようになった

という改善点がありました。

その他、何か見つけた際には適宜更新します。

watchOS 8.1 のアップデートのサイズ、所要時間について

watchOS 8.0.1 の Apple Watch Series 6 を watchOS 8.1 にアップデートしたときのサイズ、所要時間は次の通りです。

スクロールできます
#機種更新前
バージョン
サイズ全体
所要時間
ダウンロード
所要時間
インストール
所要時間
更新後
バージョン
1Apple Watch
Series 6 44mm
8.0.1
(19R354)
340MB33分不明
※1
不明
8.1
(19R570)
※1:モバイルルータのWi-Fi利用、ダウンロードからインストールが自動的に実施されたため詳細不明

watchOSのアップデートは、

  1. インターネットからiPhoneへのアップデートファイルのダウンロード
  2. iPhoneからApple Watchへのアップデート

と2段階のインストールとなるため、インターネット接続環境、iPhone – Apple Watchの通信状況に大きく依存します。

最低45分以上、可能であれば60分程度、iPhoneならびにApple Watchを利用しなくても問題のないタイミングでアップデートを実施してください。

Apple Watch Series 3などで、アプリ、音楽などを多数入れている場合などストレージ容量が少ない場合、インストールに数時間かかることもありますので、ご注意ください。

また、watchOSの更新については、

  • Apple Watchが充電器に接続されていること
  • Apple Watchが50%以上充電されていること
  • Apple WatchとペアリングしているiPhoneが同一のWi-Fiに接続されていること
  • Apple Watchの使用可能容量が3GB以上あること

を確認の上、アップデートを行うようにしてください。

watchOS 8.1 の更新内容

Watchアプリのソフトウェア・アップデートには次の画面が出てきます。

注意

サイズはApple Watchの機種、現行のパージョンによってサイズが変わります。

watchOS 8.0.1のApple Watch Series 6で340MBでした

公式サイト「watchOS 8 のアップデートについて」の「watchOS 8.1」にも同様の記載があります。

watchOS 8.1 では 3件の改善とバグ修正が含まれています。

  • ワークアウト中の転倒を検出するアルゴリズムを強化し、ワークアウト中のみ転倒検出を有効にするオプションを追加(Apple Watch Series 4以降)
  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種カードへの対応により、検証可能なワクチン接種情報をAppleウォレットから提示することが可能
  • 一部のユーザで手首を下ろしているときに、“常にオン”で時刻が正確に表示されない場合がある問題(Apple Watch Series 5以降)
メモ

日本における watchOS 8 の機能の対応状況

日本における watchOS 8 の機能の対応状況は次のとおりです。

メモ
  • watchOS 8より「心拍数による周期記録の予測」が追加されています。
  • watchOS 8.0.1で「デバイス上の音声入力」に対応していることを確認しました。
大分類中分類・小分類日本での対応状況
SiriSiri
話せるSiri
Hey Siri
手首を上げて話す
翻訳○(日本語<->英語・北京語・韓国語)
デバイス上の音声入力
ブランドサービス血中酸素ウェルネスアプリ
心拍数による周期記録の予測
心電図
不規則な心拍の通知
友達を探す
ファミリー共有設定
トランシーバー
News×(非対応)
指書き入力×(非対応)
音声入力
学生証×(非対応)
Radio
空気質指標×(非対応)
VoiceOver
海外における緊急通報
Apple MusicApple Music
オーディオブックオーディオブック
PodcastPodcast
Apple PayApple Pay
アプリケーション内での支払い
Appleのマップ経路案内:この周辺
経路案内:経路の統合×(非対応)
経路案内:ターンパイターン
自転車での経路×(非対応)
出典:watchOSで利用できる機能

watchOS 8.1 のセキュリティアップデートについて

公式サイト「Apple セキュリティアップデート」で「watchOS 8.1」確認すると、watchOS 8.1には11のカテゴリで16件のセキュリティ問題(CVE)への対応が含まれています。

#カテゴリ件数CVE番号Apple Watch
対象機種
1Audio1CVE-2021-30907Series 3以降
2ColorSync1CVE-2021-30917Series 3以降
3CoreAudio1CVE-2021-30905Series 3以降
4CoreGraphics1CVE-2021-30919Series 3以降
5FileProvider1CVE-2021-30881Series 3以降
6Game Center1CVE-2021-30895
CVE-2021-30896
Series 3以降
7iCloud1CVE-2021-30906Series 3以降
8IOMobileFrameBuffer1CVE-2021-30883Series 3以降
9Kernel2CVE-2021-30886
CVE-2021-30909
Series 3以降
10UIKit1CVE-2021-30915Series 3以降
11WebKit4CVE-2021-30887
CVE-2021-30888
CVE-2021-30889
CVE-2021-30890
Series 3以降

watchOS 8.1 へのアップデート手順

メモ

Apple Watchに「watchOS 8.1が利用可能です。」と通知されることがあります。

watchOS 8.1へのアップデート手順は次のとおりです。

watchOS 8.1 にアップデートされたことの確認

iPhoneのWatchアプリでの確認

iPhoneやApple Watchでアップデートされたことを確認するには次の手順で確認します。

Apple Watchの「設定」アプリでの確認

Apple Watchの「設定」アプリでもアップデートされたことを確認できます。

おわりに

前回のリリースから2週間でのメジャーアップデートのリリース。

予想どおり、新しいMacBook Proの提供開始に合わせて、macOS Monterey 12.0.1、iOS 15.1、iPadOS 15.1がリリースされ、同日のリリースとなりました。

個人的には、10時ちょうどにWeb予約したい状況で、秒針のある時計盤が表示し続けるようになり、手首を繰り返しひねる動作をしなくて良くなったのが良かったです。

その他不具合があった場合には更新します。

では、今回はこの辺で。

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watchOS リリース履歴

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watchOS 4
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watchOS 3
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watchOS 2
  • 2016年07月18日 watchOS 2.2.2リリース
  • 2016年05月16日 watchOS 2.2.1リリース
  • 2016年03月21日 watchOS 2.2リリース
  • 2015年12月09日 watchOS 2.1リリース
  • 2015年10月22日 watchOS 2.0.1リリース
  • 2015年09月22日 watchOS 2.0リリース

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この記事を書いた人

コンピュータ会社に勤めるサラリーマン。
Apple製品、電子小物など、新しいものが大好き。
インターネットビジネス、ブログ運営など、学ぶことが大好き。
グルメ、旅行、映画鑑賞、音楽鑑賞など、楽しむコトが大好き♪
でぐっちの知見と体験が世の中に広まり、役に立つことを願って。

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