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watchOS 7.3(18S801)リリース。日本で心電図、不規則な心拍の通知に対応したメジャーリリース。更新すべきか否か?所要時間、サイズ、更新後の不具合の有無についてご紹介

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watchOS 最新リリース情報

2022年7月21日。watchOS 8.7(19U66)がリリースされました。詳しくは次の記事を参照ください。

watchOS 8.7(19U66)リリース。改善・バグ修正および重要なセキュリティアップデート(17カテゴリ27件)を含むメジャーアップデート。更新すべきか否か?所要時間、サイズ、更新後の不具合の有無についてご紹介

2022年8月18日。Apple Watch Series 3専用の watchOS 8.7.1(19U67)がリリースされました。

2021年1月27日。watchOS  7.3(18S801)がリリースされました。5件の新機能、機能改善、バグ修正、1件のセキュリティ問題(CVE)に対応したメジャーアップデートです。

watchOS 7.3にアップデートすべきか否か、更新内容、サイズ、時間、手順、更新後の不具合の有無などを紹介しています。

また、同日にiPhone用のiOS 14.4、iPad用のiPadOS 14.4、Apple TV用のtvOS 14.4がリリースされています。対象のiPhone、iPad、Apple TVをお持ちの方は合わせてご確認ください。

クリックできる目次

watchOS 7.3 更新すべき?待つべき?

今回のwatchOSのアップデートはwatchOS 7.2からwatchOS 7.3へと2番目の数字が変更されるメジャーアップデートの位置づけとなります。

3件の新機能、機能改善、1バグ修正、1件のセキュリティ問題(CVE)への対応が含まれています。

一番はiOS 14.4と組み合わせることで、日本でもようやく「心電図(ECG)」「心拍変動」に対応したことです。

watchOS 7.3にアップデートしても良い方は次のとおりです。

  • 「心電図(ECG)」「不規則な心拍の通知」を使いたい方
  • その他、当該機能改善を使いたい方、不具合が発生している方

一方でメジャーアップデートのため、新たな不具合が発生する可能性もあるかと思います。

  • 慎重派な方
  • 問題が発生した場合に対処か困難な方

については、2週間様子を見ることをオススメします。

watchOS 7.3 更新後の不具合について

Apple Watch Series 6をwatchOS 7.3にアップデートしましたが、次のような不具合・問題は発生していません。

  • 起動しなくなる
  • 再起動を繰り返す
  • 通信しない
  • 利用できない

その後も、気になるような不具合・問題は発生していません。

その他、何か見つけた際には適宜更新します。

watchOS 7.3 のアップデートのサイズ、所要時間について

watchOS 7.2のApple Watch Series 6をwatchOS 7.3に更新したときのサイズ、所要時間は次の通りです。

# 機種 更新前
watchOS
サイズ 全体
所要時間
ダウンロード
所要時間
インストール
所要時間
更新後
パージョン
1 Apple Watch Series 6 44mm 7.2
(18S564)
155MB 26分 19分
※f1
7分 7.3
(18S801)

※1:WiFi利用

watchOSのアップデートは、

  1. インターネットからiPhoneへのアップデートファイルのダウンロード
  2. iPhoneからApple Watchへのアップロード

と2段階のインストールとなるため、インターネット接続環境、iPhone – Apple Watchの通信状況に大きく依存します。

最低60分以上、可能であれば90分程度、iPhoneならびにApple Watchを利用しなくても問題のないタイミングでアップデートを実施してください。

また、watchOSの更新については、

  • Apple Watchが充電器に接続されていること
  • Apple Watchが50%以上充電されていること
  • Apple WatchとペアリングしているiPhoneが同一のWi-Fiに接続されていること

を確認の上、アップデートを行うようにしてください。

watchOS 7.3 の更新内容

Watchアプリのソフトウェア・アップデートには次の画面が出てきます。

watchOS 7.2のApple Watch Series 6で276MBでした。

[alert title=”注意”]サイズはApple Watchの機種、現行のバージョンによって変わります。[/alert]

watchOS 7.3では5件の新機能、機能改善、バグ修正が含まれます。

ついに日本でも「心電図」アプリと「不規則な心拍の通知」に対応しました。

[memo title=”MEMO”]公式サイト「watchOS 7 のアップデートについて」の「watchOS 7.3」にも同じ記述が書かれています。[/memo]

日本におけるwatchOS 7の機能の対応状況

日本におけるwatchOS 7の機能の対応状況は次のとおりです。

[memo title=”MEMO”]watchOS 7.3 + iOS 14.4の組み合わせでついに「心電図(ECG)」(Apple Watch 4/5/6)と「不規則な心拍の通知」(Apple Watch 3以降)に対応しました![/memo]

大分類 中分類・小分類 日本での対応状況
Siri Siri
話せるSiri
Hey Siri
手首を上げて話す
翻訳 ○(日本語<->英語、北京語、韓国語)
デバイス上の音声入力 ×(非対応)
ブランドサービス 血中酸素ウェルネスアプリ
心電図 New!!
不規則な心拍の通知 New!!
友達を探す
ファミリー共有設定
トランシーバー
News ×(非対応)
指書き入力 ×(非対応)
音声入力
学生証 ×(非対応)
Radio
空気質指標 ×(非対応)
VoiceOver ○(日本語)
海外における緊急通報
Apple Music Apple Music
オーディオブック オーディオブック
Podcast Podcast
Apple Pay Apple Pay
アプリケーション内での支払い
Appleのマップ 経路案内:この周辺
経路案内:経路の統合
経路案内:ターンパイターン
自転車での経路 ×(非対応)

[sanko href=”https://www.apple.com/jp/watchos/feature-availability/” title=”WatchOS – 利用できる機能 – Apple(日本)” site=”Apple(日本)” target=”_blank” rel=”nofollow”]

watchOS 7.3 のセキュリティアップデートについて

公式サイト「Apple セキュリティアップデート」で「watchOS 7.3」確認すると、watchOS 7.3には1件のセキュリティ問題(CVE)への対応が含まれています。

# カテゴリ 件数 CVE番号 Apple Watch
対象機種
1 Kernel 1件 CVE-2021-1782 Apple Watch
3以降

watchOS 7.3 へのアップデート手順

watchOS 7.3へのアップデート手順は次のとおりです。

[open title=’展開するとwatchOS 7.2へのアップデート手順が表示されます’]

[timeline][tl title=’1.【Watch】アプリの起動’]

Apple WatchとペアリングしているiPhoneで【Watch】アプリをタップし起動します。

[/tl][tl title=’2.【一般】をタップ’]

[/tl][tl title=’3.【ソフトウェア・アップデート】をタップ’]

タップするとwatchOS 7.3の表示と共にステータスが次のようになっている場合があります。

そのままダウンロード&準備が完了するまで待ちます。

「Apple Watchにダウンロード中…」

「準備中…」

[/tl][tl title=’4.【インストール】のタップ’]

ソフトウェア・アップデート画面で「watchOS 7.3」であること、また、ダウンロードサイズを確認し、【インストール】をタップします。

[/tl][tl title=’5.バスコードの入力’]

パスコードを入力します。

[alert title=”注意”]利用規約が表示された場合は内容を確認し、問題なければ「同意する」をタップします。

[/alert]

[/tl][tl title=’6.インストールの実施’]

「確認中…」

「インストール中…」に変化し、、、

「watchOS 7.3 お使いのソフトウェアは最新です」と表示されます。

[alert title=”注意”]この時点では、実際のApple Watch上では、まだインストールが進行中で完了していませんのでご注意ください。[/alert]

Apple Watchに時計のフェイスが表示されればwatchOS 7.3へのアップデートは完了しています。

[memo title=”MEMO”]Apple Watchの通知に「アップデート完了 お使いのApple Watchは最新です。」と表示される場合もあります。

[/memo]

[/tl][tl][/tl][/timeline]

[/open]

watchOS 7.3 にアップデートされたことの確認

iPhoneやApple Watchでアップデートされたことを確認するには次の手順で確認します。

[open title=’展開するとiPhoneの【Watch】アプリでの確認手順が表示されます’]

iPhoneのWatchアプリでの確認

[timeline][tl title=’1.iPhoneで【Watch】アプリをタップし起動’]

[/tl][tl title=’2.【一般】をタップ’]

[/tl][tl title=’3.【ソフトウェア・アップデート】をタップ’]

ソフトウェア・アップデート画面に「watchOS 7.3 お使いのソフトウェアは最新です。」と表示されることを確認します。

[/tl][tl title=’4.【情報】をタップ’]

情報画面の「バージョン」に「7.3 (18S801)」と表示されることを確認します。

[/tl][tl][/tl][/timeline]

[/open]

 

[open title=’展開するとApple Watchの【設定】アプリでの確認手順が表示されます’]

Apple Watchの「設定」アプリでの確認

Apple Watchの「設定」アプリでもwatchOS 7.3にアップデートされたことを確認できます。

[timeline][tl title=’1.Apple Watchで【設定】アプリをタップし起動’]

[/tl][tl title=’2.【一般】をタップ’]

[/tl][tl title=’3.【ソフトウェア・アップデート】をタップ’]

[/tl][tl title=’4.アップデートの完了を確認’]

「Apple Watchは最新です。」と表示されることを確認します。

[/tl][tl title=’5.【情報】をタップ’]

[/tl][tl title=’6.バージョンを表示’]

Apple Watchの画面をスクロールし、「バージョン」に「7.3 (18S801)」と表示されることを確認します。

[/tl][tl][/tl][/timeline]

[/open]

「心電図」「不規則な心拍の通知」の使い方

watchOS 7.3にアップデートすると(?)、Apple Watch上で心電図アプリが追加されます。

しかし、タップして起動してもiPhoneの「ヘルスケア」アプリ上で設定が必要だと表示され、心電図を使うことかできません。

ということで、素直にApple Watch上でペアリングしている、iOS 14.4にアップデート済みのiPhone上でヘルスケアアプリを起動します。

「不規則な心拍の通知」の設定

iOS 14.4にアップデート後、「ヘルスケアアプリ」を起動すると最初に表示される画面に「不規則な心拍の通知を設定」が表示されるので「設定」ボタンをタップします。

「不規則な心拍の通知」を有効にすると、心房細動≒不整脈をキャッチできることが説明されているので「続ける」ボタンをタップします。

「生年月日』と「過去に心房細動と診断されたことがあるか」について回答し「続ける」ボタンをタップします。

仕組みを確認し「続ける」をタップします。

知っておくべき4つのことを確認し「続ける」ボタンをタップします。

不規則な心拍が複数回検知されたときに通知するか否かを設定します。

ほとんどの通知をオフにしている私ですが心房細動は怖いので「通知をオンにする」ボタンをタップしました。通知しない場合、または後で設定する場合には「あとで設定」をタップします。

この通知は「Apple Watch」アプリの「心臓」設定で行うので、「Apple Watch」アプリか起動し『心臓」設定が表示されます。

「不規則な心拍リズム」がオンになっていることを確認します。

「不規則な心拍の通知」の設定は以上です。

「心電図」アプリの設定

「心電図」アプリの設定はApple WatchとペアリングされたiPhoneの「ヘルスケア」アプリで行います。

iOS 14.4にアップデートしたiPhoneで「ヘルスケア」アプリを起動すると最初の画面に「心電図」について取れることが表示されるので、「設定」ボタンをタップします。

Apple Watchの「心電図」アプリの使い方の概要が図入りで記載されて表示されるので、「生年月日」を設定後、「続ける」ボタンをタップします。

「心電図」アプリの仕組みが表示されるので確認し「続ける」ボタンをタップします。

起こり得る結果を確認し「続ける」ボタンをタップします。

知っておくべき4つのことを確認し「続ける」ボタンをタップします。

最初の心電図を取ります。

Apple Watchで「心電図」アプリをタップし起動します。

右手と左手で反応が変わってしまうため、「Apple Watch」アプリの設定で指定している手首にApple Watchを着けていることを確認し「OK」ボタンをタップします。

左手にApple Watchを着けている場合、右手の人差し指でDigital Crownに指を当てます。

そのまま深呼吸しながら30秒間静止状態で心電図を取ります。

30秒経つと計測が終了し、結果が表示されます。問題なければ「完了」ボタンをタップします。

[memo title=”MEMO”]このとき結果右に表示されている「i」をタップすると、その結果に対する説明が表示されます。

[/memo]

最初の心電図を採取すれば設定が完了するので「完了」ボタンをタップします。

「心電図」「不規則な心拍の通知」の結果の確認

採取した結果を参照するには、「ヘルスケア」アプリを起動後、画面右下の「ブラウズ」をタップします。

ヘルスケアの項目の一覧から「心臓」をタップします。

「心電図」「心拍変動(不規則な心拍の通知)」の結果を確認できます。

『心拍変動」の詳細

「心拍変動」(不規則な心拍の通知)をタップすると詳細を確認できます。

「良く使う項目に追加」をオンにすると「ヘルスケア」アプリ起動時の最初の画面に「心拍変動」が表示されるようになります。

「心電図」の詳細

「心電図」をタップすると詳細を確認できます。

「よく使う項目に追加」をオンにすると「ヘルスケア」アプリを起動した最初の画面に「心電図」が表示されます。

個々の心電図のグラフをタップすると個々の心電図の詳細を確認できます。

「医師に渡すためにPDFを書き出す」をタップすると選んだ心電図がPDF化されます。

PDF化された心電図は送るボタンをタップすることで、メールやその他のアプリに添付できたり、ファイルとして保存できます。

心電図の詳細画面の一番下の「情報」をタップすると、iPhoneとApple WatchのOS、アプリのバージョンが表示されます。

おわりに

前回のリリースから6週間。2連続メジャーアップデートとなるwatchOS 7.3がリリースされました。

iOS 14.4と組み合わせることで、日本でもついに「心電図(ECG)」と「心拍変動」に対応しました!

Apple Watch 4のリリースの目玉として登場してから遅れること2年。

ずっと期待されてきた機能がようやく使えるようになり、Apple Watchの真の姿、真の能力を見ることができます!!

Apple Watch 3でもwatchOS 7.3、iOS 14.4の組み合わせで「心拍変動」に対応します。

自分の身にはあまり起きて欲しくない心臓の変化ですが、ずっと身につけているデバイスであれば変化も察知しやすいはず。

多くの方の味方になってくれますように🙏

では、今回はこの辺で。

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watchOS リリース履歴

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watchOS 4
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watchOS 3
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watchOS 2
  • 2016年07月18日 watchOS 2.2.2リリース
  • 2016年05月16日 watchOS 2.2.1リリース
  • 2016年03月21日 watchOS 2.2リリース
  • 2015年12月09日 watchOS 2.1リリース
  • 2015年10月22日 watchOS 2.0.1リリース
  • 2015年09月22日 watchOS 2.0リリース

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この記事を書いた人

コンピュータ会社に勤めるサラリーマン。
Apple製品、電子小物など、新しいものが大好き。
インターネットビジネス、ブログ運営など、学ぶことが大好き。
グルメ、旅行、映画鑑賞、音楽鑑賞など、楽しむコトが大好き♪
でぐっちの知見と体験が世の中に広まり、役に立つことを願って。

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