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watchOS6.2.6(17T620)リリース。1件のセキュリティ問題に対応したセキュリティリリース。更新すべき?待つべき?所要時間、サイズ、導入後の不具合は?

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watchOS 最新リリース情報

2022年7月21日。watchOS 8.7(19U66)がリリースされました。詳しくは次の記事を参照ください。

watchOS 8.7(19U66)リリース。改善・バグ修正および重要なセキュリティアップデート(17カテゴリ27件)を含むメジャーアップデート。更新すべきか否か?所要時間、サイズ、更新後の不具合の有無についてご紹介

2022年8月18日。Apple Watch Series 3専用の watchOS 8.7.1(19U67)がリリースされました。

2020年6月2日。watchOS 6.2.6(17T620)がリリースされました。前回のリリースから約2週間。今回は1件の重要なセキュリティ問題に対応したセキュリティリリースとなります。更新すべきか否か、変更点、所要時間、導入後の不具合の有無、更新手順についてご紹介します。

ベースとなるOSが同じiOS、iPadOS、macOSについても同日に、iOS 13.5.1iPadOS 13.5.1ならびにmacOS Catalina 10.15.5追加アップデートがリリースされています。

修正内容は同じですが、更新時間やダウンロードサイズなどを知りたい方は当該情報を参照ください。

クリックできる目次

watchOS 6.2.6 更新すべき?待つべき?

今回のwatchOSのアップデートはwatchOS 6.2.6からwatchOS 6.2.6と3番目の数字が追加されるメンテナンスリリースの位置づけとなります。

特に今回は、バグ修正やパフォーマンス改善に関する記述はなく、1件のセキュリティ問題への対応のみとなっています。

以上から、watchOS 6.2.6にアップデートした方が良い方は次のとおりです。

  • watchOS 6.2.5にアップデートした方
  • iOS 13.5.1にアップデートした方

それ以外の方はあと2週間程度様子見しても良いかと思います。

watchOS 6.2.6 更新後の不具合について

Apple Watch Series 3 42mmのwatchOSを6.2.5から6.2.6にアップデートしましたが、次のような不具合・問題は発生していません。

  • 起動しなくなる
  • 再起動を繰り返す
  • 通信しない
  • 利用できない

その後も、気になるような不具合・問題は発生していません。

何か見つけた際には適宜更新します。

watchOS 6.2.6のアップデートのサイズ、所要時間について

watchOS 6.2.6のApple Watch Serieies 3 42mmをwatchOS 6.2.6に更新しようとしたときのサイズ、所要時間は次の通りです。

機種 更新前
watchOS
サイズ 全体
所要時間
ダウンロード
所要時間
インストール
所要時間
更新後
パージョン
Apple Watch Series 3 42mm 6.2.5
(17T608)
54.4MB 45分 28分
※1
17分 6.2.6
(17T620)

※1:WiFi利用

watchOSのアップデートは、

  1. インターネットからiPhoneへのアップデートファイルのダウンロード
  2. iPhoneからApple Watchへのアップロード

と2段階のインストールとなるため、インターネット接続環境、iPhone – Apple Watchの通信状況に大きく依存します。

最低1時間以上、可能であれば1時間半程度、iPhoneならびにApple Watchを利用しなくても問題のないタイミングでアップデートを実施してください。

また、watchOSの更新については、

  • Apple Watchが充電器に接続されていること
  • Apple Watchが50%以上充電されていること
  • Apple WatchとペアリングしているiPhoneが同一のWi-Fiに接続されていること

を確認の上、アップデートを行うようにしてください。

watchOS 6.2.6の更新内容

Watchアプリのソフトウェア・アップデートには次の画面が出てきます。

watchOS 6.2.5のApple Watch Series 3 42mmで54.4MBでした。

[alert title=”注意”]サイズはApple Watchの機種、現行のバージョンによって変わります。[/alert]

Watchアプリ上では「このアップデートには重要なセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザに推奨されます。」としか書かれておらず、公式サイト「watchOS 6 のアップデートについて」の「watchOS 6.2.6」にも同じ記述しかありません。

日本におけるwatchOS 6の機能の対応状況

日本におけるwatchOS 6.2.6でのwatchOS 6の機能の対応状況は次のとおりです。

大分類 中分類・小分類 日本での対応状況
Siri Siri
話せるSiri
Hey Siri
手首を上げて話す
ブランドサービス 心電図 ×(非対応)
不規則な心拍の通知 ×(非対応)
トランシーバー
News ×(非対応)
指書き入力 ×(非対応)
音声入力
学生証 ×(非対応)
Radio
空気質指標 ×(非対応)
VoiceOver ○(日本語)
海外における緊急通報
Apple Music Apple Music
オーディオブック オーディオブック
Podcast Podcast
Apple Pay Apple Pay
アプリケーション内での支払い
Appleのマップ 経路案内:この周辺 ×(非対応)
経路案内:経路の統合
経路案内:ターンパイターン

[sanko href=”https://www.apple.com/jp/watchos/feature-availability/” title=”WatchOS – 利用できる機能 – Apple(日本)” site=”Apple(日本)” target=”_blank” rel=”nofollow”]

watchOS 6.2.6のセキュリティアップデートについて

公式サイト「Apple セキュリティアップデート」から「watchOS 6.2.6 のセキュリティコンテンツについて」を確認すると次のように記載されています。

  • Apple Watch Series 1以降(=すべてのApple Watch)で、
  • アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性があり、
  • メモリ処理を強化し、メモリ消費の脆弱性に対処した

watchOS 6.2.6ではこの1件のみへの対応となっています。

watchOS 6.2.6へのアップデート手順と確認方法について

watchOS 6.2.6へのアップデート手順

watchOS 6.2.6へのアップデート手順は次のとおりです。

[timeline][tl title=’1.【Watch】アプリの起動’]

Apple WatchとペアリングしているiPhoneで【Watch】アプリをタップし起動します。

[/tl][tl title=’2.【一般】の選択’]

[/tl][tl title=’3.【ソフトウェア・アップデート】の選択’]

タップするとwatchOS 6.2.6の情報と共にステータスが次のようになっている場合があります。

「Apple Watchにダウンロード中…」

「準備中…」

[/tl][tl title=’4.【インストール】の選択’]

ソフトウェア・アップデート画面で「watchOS 6.2.6」であること、また、ダウンロードサイズを確認し、【インストール】をタップします。

[/tl][tl title=’5.バスコードの入力’]

パスコードを入力します。

[/tl][tl title=’6.インストールの実施’]

「確認中…」

「インストール中…」に変化し、、、

「watchOS 6.2.6 お使いのソフトウェアは最新です」と表示されます。

[alert title=”注意”]この時点では、実際のApple Watch上では、まだインストールが進行中で完了していませんのでご注意ください。[/alert]

Apple Watchに時計のフェイスが表示されればwatchOS 6.2.6へのアップデートは完了しています。

[/tl][tl][/tl][/timeline]

watchOS 6.2.6にアップデートされたことの確認

iPhoneやApple Watchでアップデートされたことを確認するには次の手順で確認します。

iPhoneのWatchアプリでの確認

[timeline][tl title=’1.iPhoneで【Watch】アプリを起動’]

[/tl][tl title=’2.【一般】を選択’]

[/tl][tl title=’3.【ソフトウェア・アップデート】を選択’]

ソフトウェア・アップデート画面に「watchOS 6.2.6 お使いのソフトウェアは最新です。」と表示されることを確認します。

[/tl][tl title=’4.【情報】を選択’]

一般に戻り【情報】を選択します。

情報画面の「バージョン」に「6.2.6 (17T620)」と表示されることを確認します。

[/tl][tl][/tl][/timeline]

Apple Watchの「設定」アプリでの確認

Apple Watchの「設定」アプリでもwatchOS 6.2.6にアップデートされたことを確認できます。

[timeline][tl title=’1.Apple Watchで【設定】アプリを起動’]

[/tl][tl title=’2.【一般】を選択’]

[/tl][tl title=’3.【ソフトウェア・アップデート】を選択’]

[/tl][tl title=’4.アップデートの完了を確認’]

「Apple Watchは最新です。」と表示されることを確認します。

[/tl][tl title=’5.【情報】を選択’]

[/tl][tl title=’6.バージョンを表示’]

Apple Watchの画面をスクロールし、「バージョン」に「6.2.6 (17T620)」と表示されることを確認します。

[/tl][tl][/tl][/timeline]

なお、通知に「アップデート完了」と表示される場合もあります。

おわりに

前回のリリースから2週間。修正内容はセキュリティ問題への対応1件だけと、急いでリリースされた印象を受けています。

watchOS 6.2.5にアップデートした方、ベースとなるOSが同一のiOSを13.5.1にアップデートした方はアップデートすることをオススメします。

Apple Watchについては海外で進んでいる医療関係の機能が日本では使えないこともあり、どんどん差が開いている印象を受けるため、まず、日本でも同じ機能が使えるようにならないかなー。と思い続けています。

では、今回はこの辺で。

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watchOS リリース履歴

watchOS
watchOS 4
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watchOS 3
watchOS
watchOS 2
  • 2016年07月18日 watchOS 2.2.2リリース
  • 2016年05月16日 watchOS 2.2.1リリース
  • 2016年03月21日 watchOS 2.2リリース
  • 2015年12月09日 watchOS 2.1リリース
  • 2015年10月22日 watchOS 2.0.1リリース
  • 2015年09月22日 watchOS 2.0リリース

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この記事を書いた人

コンピュータ会社に勤めるサラリーマン。
Apple製品、電子小物など、新しいものが大好き。
インターネットビジネス、ブログ運営など、学ぶことが大好き。
グルメ、旅行、映画鑑賞、音楽鑑賞など、楽しむコトが大好き♪
でぐっちの知見と体験が世の中に広まり、役に立つことを願って。

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