WordPress 5.7.2 リリース。1件のセキュリティ問題に対応したセキュリティアップデート。更新すべきか否か、更新内容、更新手順、更新後の不具合について紹介

2020年5月13日。前回のリリースから4週間。WordPress 5.7.2がリリースされました。1件のセキュリティ問題のみに対応したセキュリティアップデートです。

WordPress 5.7.2にアップデートすべきか否か、更新内容、更新手順、更新後の不具合について紹介します。

WordPress 5.7.2 アップデートすべき？待つべき？

今回は3番目の数字が変更されるマイナーアップデート。

1件のセキュリティ問題のみに対応しています。

セキュリティリリースということもあり、アップデートしても良いのは次の方です。

• WordPress 5.7以降の方
• セキュリティ意識の高い方

対応を見送った方が良い方は

• 慎重な方
• 問題が発生したときの対処がわからない方

です。

基本的にはアップデートを推奨しますが、2週間ぐらい様子見をするのはアリです。

なお、同時に5.0～5.6のそれぞれのバージョンでもアップデートがリリースされているので、5.7系に出来ない方もそれぞれのバージョンのアップデートを適用することをオススメします。

公式サイトの「すべてのリリース」よりアップデートをダウンロードできます。

4.9以下のバージョンの方はWordPressを利用しないことをオススメします。マルウェア・ウィルス配布の踏み台となる可能性があります。

WordPress 5.7.2 更新後の不具合

2021年5月13日18時現在、WordPress 5.7.2に更新後の不具合は感じていません。

その他、問題や不具合に気づいたら追記します。

WordPress 5.7.2 更新内容

WordPress 5.7.2に更新すると次の画面が表示されます。

WordPressの修正はチケットで管理されてますが、WordPress 5.7.2では1件のチケットがクローズされています。

種類別だと次のとおり。

• 欠陥（バグ） … 1件

修正内容の詳細を知りたい方はこちら（英語）。

サポートページ「Version 5.7.2」にアクセスすると次のように表示されます。

ここには、

• 1件のセキュリティ問題への対応

が行われていると記載されています。

PHPMailer 1件の不具合への対応ではありますが、脆弱性としては2件のCVEに対応していますね。

詳細についてはサポートページ「Version 5.7.2」を開き、ブラウザの日本語翻訳などでご確認ください。

WordPress 5.7.2 更新手順

1.ダッシュボードに「WordPress 5.7.2が利用可能です！今すぐ更新してください。」と表示されます。

2.「今すぐ更新してください」をクリックするか、「更新」を選択すると「WordPressの新しいバージョンがあります。」と表示されるので、更新するバージョンが「WordPress 5.7.2」または「WordPress 5.7.2-j」であることを確認し「今すぐ更新」ボタンをクリックします。

3.自動的に更新されます。

4.完了すると次の画面が表示されます。

更新ページを表示すると「現在のバーション: 5.7.2」「最新のバージョンの WordPress をお使いです。」と表示されます。

おわりに

WordPress 5.7.2にアップデートしましたが、今のところ特に不具合は感じていません。

1件のセキュリティ問題への対応だけてリリースされているということは、それだけ重要・緊急な問題への対応だと認識しています。

適用できる方は早めに適用することをオススメします。

何か不具合を見つけたら更新します。

では、今回はこの辺で。

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