WordPress5.5リリース。156件の機能強化、307件のバグ修正を含むメジャーリリース。アップデートすべきか否か、更新内容、更新後の不具合などをご紹介

2020年8月12日。前回のリリースから2ヶ月。メジャーリリースとなるWordPress 5.5がリリースされました。

157件の機能の強化と要求への対応307件のバグ修正と拡張が含まれていますが、明確なセキュリティ問題への対応の記述は2020年8月12日15:00現在見つけられていません。

アップデートすべきか否か、アップデート後の不具合の有無、更新内容、更新手順について紹介します。

目次

WordPress 5.5アップデートすべき?待つべき?

今回のリリースはバージョンに2番目の数字が追加されるメジャーリリース。

公式ブログWordPress 5.5 Field Guideによると157件の機能の強化と要求への対応307件のバグ修正と拡張が含まれています。

明確なセキュリティ問題への対応の記述は2020年8月12日15:00現在見つけられていません。

WordPress 5.5では、スピード、SEO、セキュリティの3つの分野で、今までプラグインで行っていた機能を本体に組み込む意欲的な取り組みが行われています。

そのため、該当するプラグインが不要となる、動作しなくなる、悪影響をおよぼす可能性があります。

有名なプラグインについては、ベータ段階から対応に取り組んでいるとは思いますが、不具合が生じる可能性はそれなりにあると認識しています。

また、150件もの機能拡張、300件以上ものバグ修正が行われており、WordPress本体への不具合も発生する可能性もあると認識しています。

自分のサイトで不具合が発生した場合に対応できるか不安な方は、ひととおり問題が洗い出されるまで(2週間から5.5.1がリリースされるまで)アップデートを控えることをオススメします。

WordPress 5.5アップデート後の不具合について

手持ちの3のサイトをWordPress 5.5にアップデートしましたが、

    • ホワイトスクリーンになる
    • 50x系のエラー画面が表示される
    • テーマが適用されない

などの目立った不具合は見つけられていません。

2020年8月12日15:00時点では、公式サポートページのフォーラムで5.5で検索しても特に重大と思われる不具合は記載されていません。

また、日本語のフォーラムで5.5で検索しても特に重大と思われる不具合は記載されていませんでした。

ただし、筆者の環境で、

  • Media Library Folders (6.0.0) でメディアフォルタが表示されない

という現象が発生しています。

Media Library Foldersのプラグイン情報ではWordPress 5.5に対応していると記載されており、他のブラグインとの兼ね合いで発生している可能性もあるので調査します。

また、ソースがわからないのでリンクを紹介できませんが、

  • プラグインClassic Editorが動作しない

という不具合が発生しているという話も上がっています。

筆者の環境では3サイトともClassic Editorを利用していますが、主だった不具合は認識できていません。

 

今後、上記のソース・詳細が判明した場合や、その他不具合など気づいたら追記します。

WordPress 5.5更新内容

概要

細かいところは詳細として、WordPress 5.5のトップページからも確認できる大きな変更内容について記載します。

主な変更点

  • スピードへの対応で、画像の遅延読み込み(Lazy-Loading)に対応した。
  • SEOへの対応で、デフォルトでXMLサイトマップが含まれるようになった。
  • セキュリティへの対応で、プラグインとテーマの自動更新するか否かをそれぞれ指定できるようになった。
  • ZIPファイルのアップロードでプラグインやテーマを更新できるようになった。
  • ブロックエディターで、レイアウトを定義できるパターンが利用できるようになった。
  • ブロックエディターで、新しいブロックライブラリが登場した。
  • ブロックエディターで、インライン画像編集が可能になった。
  • メディア画面とモーダルダイアログのリンクをボタンでコピーできるようになった。
  • 開発者向けにREST API内のサーバサイド登録済ブロック、環境の定義、ダッシュアイコン、テンプレートファイルへのデータの受け渡しなどが可能になった。

特に最初の3つ、

  • 画像の遅延読み込み(Lazy-Loading)
  • デフォルトでXMLサイトマップ出力
  • プラグイン・テーマの自動更新

については、別途プラグインで提供されていたり、functions.phpで対応したり、wp-config.phpで設定してたりする部分もあるかと思います。

該当する各プラグインがWordPress 5.5でどのような対応となったか確認後、WordPress 5.5への更新を検討するようにしてください。

詳細

WordPress公式ブログにWordPress 5.5 “Eckstine”(英語)WordPress 5.5「エクスタイン」(日本語)が投稿されています。

詳細については公式サポートページVersion 5.5(英語)WordPress 5.5 Field Guide(英語)で確認できます。

個別のチケットについてはこちら(英語)で確認できます。tracのチケット数だと523件出てきますね…

それぞれご確認ください。

WordPress 5.5でクローズされたチケットをコンポーネントごとに確認すると、

  • Administration (45件)
  • Bootstrap/Load (3件)
  • Build/Test Tools (30件)
  • Bundled Theme (27件)
  • Cache API (2件)
  • Canonical (3件)
  • Comments (14件)
  • Customize (7件)
  • Database (5件)
  • Editor (26件)
  • Embeds (4件)
  • Emoji (1件)
  • Export (1件)
  • External Libratires (9件)
  • Feeds (2件)
  • Filesystem API (2件)
  • Formatting (10件)
  • General (18件)
  • HTTP API (2件)
  • Help/About (3件)
  • I18N (43件)
  • Login and Registration (5件)
  • Mail (4件)
  • Media (27件)
  • Menus (7件)
  • Networks and Sites (7件)
  • Options, Meta APIs (5件)
  • Permalilnks (1件)
  • Pings/Trackbacks (1件)
  • Plugins (13件)
  • Post Formats (1件)
  • Post Thumbnails (1件)
  • Posts, Post Types (10件)
  • Privacy (7件)
  • Query (5件)
  • Quick/Bulk Edit (1件)
  • REST API (36件)
  • Revisions (2件)
  • Rewrite Rules (3件)
  • Role/Capability (1件)
  • Script Loader (2件)
  • Security (6件)
  • Site Health (26件)
  • Site Maps (13件)
  • Taxonomy (9件)
  • Template (1件)
  • Text Changes (2件)
  • Themes (23件)
  • TinyMCE (1件)
  • Toolbar (1件)
  • Upgrade/Install (22件)
  • Upload (3件)
  • Users (9件)
  • Widgets (9件)
  • XML-RPC (2件)

となっています。

WordPress 5.5更新手順

今回はメジャーアップデートですが、自動更新されているかもしれません。その場合はこれ以上の対応は不要です。

手動での更新は次のとおりです。

1.管理画面に下記のメッセージ「WordPress 5.5が利用可能です!今すぐ更新してください。」が表示されていたら「今すぐ更新してください」のリンクをクリックする

2.「WordPress 5.5-jaに自動更新できます:」の記述があったら「今すぐ更新」ポタンをクリックする

注意
※念のため、更新前にWordPressのバックアップ(データベースとファイル)をすることをオススメします。

3.更新が終了すると「WordPress 5.5」の画面が表示される

4.WordPressの更新に「最新バージョンの WordPress をお使いです。」と表示される

以上でWordPress 5.5への更新は終了です。

4.必要に応じて、テーマ、プラグインを更新する

同じタイミングでテーマやプラグイン、翻訳の新しいバージョンが利用できる場合があります。

必要に応じて更新します。

ただし、

  • テーマについては、次の2つを満たす場合は、事前に必ずテーマのバックアップまたはコピーを取った上で更新してください。変更内容が上書きされ消えてしまう場合があります。
    • 更新対象のテーマを利用している、かつ、
    • 子テーマを使わず、テーマのファイルを直接編集して利用している
  • プラグインについては、更新後のプラグインに大きな変更がないか確認した上で更新してください。

では、今回はこの辺で。

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WordPress リリース履歴

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この記事を書いた人

コンピュータ会社に勤めるサラリーマン。
Apple製品、電子小物など、新しいものが大好き。
インターネットビジネス、ブログ運営など、学ぶことが大好き。
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