野毛 小料理 てづか は野毛の良心。ホッとしたひとときを過ごすと同時に野毛の現状と未来を憂う
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小料理 てづか
小料理てづかさんは野毛仲通りと柳通りの交差する一角にあります。
まずはハイボールでカンバーイ♪
お通しはマグロの煮物。ウマ〜い。
お通しに続いてマグロの中落ち。ほどよい脂のノリがこれまたいい感じ。
アスパラとジャガイモの天ぷら。ジャガイモかホクホクでウマ〜い。
ナスの揚げ浸し。しみしみでウマ〜い。
新玉ねぎとベーコン炒め。玉ねぎが激甘!!ウマ〜い♪
ほうれん草の玉子とじ。出汁との味がベストマッチ。ウマ〜い。
テーマパーク化
昔の野毛は怪しげなお店、健全ではないお店が多数あったと伺っています。でも、この15年、10年で安心して飲めるようになったとも伺っています。
以前より、複数のお店を飲み歩く野毛呑みは行われていましたが、ここ1、2年は特に若い世代の台頭が著しくなり、野毛が呑みのテーマパーク化してきているように感じます。
特に金曜、土曜、さらに日曜も野毛仲通りを中心に大混雑して、ほとんどのお店が溢れるくらいの人・人・人、、、
活気あるのはいいんですけど、品のない人も増えてきているような気がして、、、なんだかなぁ。と思うことも。
そして、店主に話を伺ったら、無知、無礼な若者もいる一方で、年配60代から70代ぐらいのおじさんがかなり手をつけられないとのこと。
20代の娘に声を掛け、昔は、、、俺はスゴかった、、、などの自慢話や大風呂敷を広げての話、カップルへのイチャモン、、、
なので、てづかさんでは混んでるときはそんな方の入店をお断りすることもあるとのことでした。どっちも大変だ。
この日は火曜日の夜ということで落ち着いて、ゆったり、ゆっくりと呑むことができて満足でした。
古くからあるお店の憂い
今の野毛は昔からあるお店とここ数年でオープンしたモダンなお店が入り混じった状況。
それ自身は街の活性化のためにはいいことだと思うんですが、問題は古くからあるお店の物理的な状態。
てづかさんもお店を借りて営業してますが、現在、大家さんから店舗建て替えの話が出ているとのこと。
で、問題は建て替えた後の家賃。建て替えたら今の3倍の家賃になると言われてるんですって。ちなみに2階で2.5倍、3階で2倍、、、
付近で出ている野毛の物件の多くはそんな感じみたいで、、、
新しく出店するお店は家賃も含めて原価計算して、料理や飲み物の内容、質、量、価格も決めることができます。
でも、てづかさんのように古くから良心的な野毛価格でやってるお店は、高くなった家賃をそのまま価格に反映するワケにもいかないので、別の場所に移転することも含めて検討しているとのこと、、、でも、これがまた難しく、、、
あーなんだかなぁ。と考えさせられるお話でした。
平日に落ち着いて美味しい料理を食べたい。飲みたい。という方にオススメしたいお店です。
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