2019年11月23日。今日は勤労感謝の日ですね。でも、それと同時に牡蠣の日なんです。
詳しいことはこちらで。
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牡蠣の人ことサトウゲンさん( @SamuraiOyster )によるシークレットな牡蠣の日イベントで久々に殻付きのセカウマ牡蠣をガッツリいただいてきたのでご紹介します。
牡蠣の日 シークレットイベント パーティー用テーブル
到着したらドーンと立食パーティーな準備がされていました。
参加者は約20名。
牡蠣は当然セカウマの牡蠣のみが使われています。
そのために用意された殻付き牡蠣だけで約450個。
圧巻の大皿の牡蠣プレート
お祝いということで珍しくシュリンプが。シュリンプカクテルとして登場。実は一番手間かかってるとの噂も(^_^;;
パーティなのて、fruits de mer(フリュイ・ド・メール、海鮮盛り)も。すごーい♪
上段は華やかに。
中段も牡蠣をタップリと。
殻付きの牡蠣だけでなくセカウマの剥き牡蠣もふんだんに使われ牡蠣フライに。
そして、牡蠣フライのハンバーガーに。
下段も抜かりなく。だって牡蠣の日だから。
ゲンさんの会では、カンパイは完敗になるので弥栄(いやさか)の掛け声となります。
牡蠣の日だから殻付きの牡蠣で弥栄かなー。と思ったら、今回は牡蠣のスープで。
温かい一口サイズのスープでした。
弥栄にピッタリ。美味しかった~。
既に開けて並んでいる牡蠣ならびに、乗り切らない殻付きの牡蠣は、牡蠣開け師のお二人によってひたすら開けられていました。
丁寧なお仕事ありがとうございます。
殻付き牡蠣の食べ方(ベーシック編)
まずはオーソドックスに、海水だけで=そのまま。実はコレが一番美味しいというのはナイショです。
薬味をのせて。薬味がアクセントになって牡蠣を引き立てます。
レモン・ライムをかけて。酸っぱみと牡蠣のコクのバランスが好き。
殻付き牡蠣の食べ方(アレンジ編)
牡蠣開け師ナッシーさんから、アレンジするのも楽しいッスよー。と出していただいたのがこちら。
アメリカだと、カクテルソースにタバスコやホースラディッシュを入れて辛味を出しますが、
左から、タバスコ、バルサミコ酢、スモークハバネロ、ライムハバネロ、レモンクリーム。
せっかくのチャンスなので、すべて合わせて食べてみました。
タバスコをかけて。タバスコって辛味より酸っぱさの方が勝ってると個人的には思うんですよね。この酸っぱさが好きな人にはたまらないと思います。
バルサミコ酢をかけて。この写真はちょっとかけ過ぎな感じもするけど甘みのある酸っぱさが口直しにピッタリ。
スモークハバネロ。口の中にスモーク薫りで満たされた後にハバネロの辛さが。元々お肉のBBQ用ということですが、かなり気に入りました。
ライムハバネロをかけて。
レモンクリームをかけて。クリームはナッツからのクリームということで甘みとコクの中にレモンのサッパリ感が加わってコレもいい感じ。
カクテルソースで。カクテルソースは甘めだったんですが、これもまたいい感じ。
アメリカだとタバスコやhorseらでィッシュを入れて辛味をプラスすることが多いですね。私は今回し忘れて食べ終わった後に、そうだったなー。と思い出しました。
さらに黒コショウとオリーブオイル。シンプルなド定番の組み合わせだけど、これがまたいいんだよなー。
バルサミコ酢+オリーブオイルは甘酸っぱさにコクが加わってパンに良く合いました。
彩りも合わせてついてきたオカワカメと牡蠣を組み合わせて。オカワカメの粘りと苦味が牡蠣と合って、コレはコレでイイ!
ゲンさんがしてくれる様々な解説が勉強になります。
牡蠣のスペシャリティ
牡蠣フライ
いつもより小さめ一口で食べれるサイズの剥き牡蠣を選んでフライに。海水の味がついているのでそのままでいただきます。
ちょうどいい火の入り具合だったんですが、出来上がり直後だったらもっと半生状態でクリーミーな感じも味わえたのかなーとも思ったり。
牡蠣フライバーガー
牡蠣フライバーガー。アレンジの仕方の一つとして多くの方から大好評の牡蠣フライのバーガー。
パンと組み合わせるとなんでまたこんなに美味しいんでしょうね。って感じ。
牡蠣専用パン
牡蠣専用に作ってもらったパンと一緒に。
フランスでは、バターを塗ったパンに海水をたっぷり含んだ生牡蠣をのせて食べるのが普通とのこと。
牡蠣専用のパンはパン生地にバターを20%ぐらい練り込んであるのでバターを塗らずにそのまま生牡蠣をのせていただくことができます。
コレがまたうまいんだ。
牡蠣フライをマウンテンにするために下に盛られているのが菊池牛の牛脂を使って作ったマッシュポテト。
パンの上にマッシュポテトと生牡蠣をのせて食べるとボリューム満点なオープンサンドの出来上がり♪
牡蠣お粥
温かいものも食べたいでしょう。と牡蠣開けが済んだところ、時間的には中間ぐらいのところで出てきたのが、牡蠣のお粥。
食材をできるだけ使い切ることをコンセプトにしているので、その時にある食材をいろいろ使って作っているので一期一会。二度とおなじお粥は食べることができません。
大きな寸胴にご飯はおたま1杯と言ってましたが、牡蠣や肉などの具材も入ってて十分なボリュームがありました。
とっても優しい味がしてて美味しかったです。
牡蠣パスタ
殻付きの牡蠣を開けると牡蠣から海水が出てきます。トマトやピクルスなどと一緒にその海水も入れてバスタを茹でます。なのでパスタ自身にしっかり味がついている!
そこに生後3ヶ月の牡蠣を惜しげもなく投入していきます。
牡蠣は一度形が決まると、その形のまま大きくなっていきます。
販売する牡蠣、お店に出す牡蠣は同じ形、同じサイズであることが求められます。
なので、イマイチな形の牡蠣を選別する必要があります。
剥き身にすれば形は関係ありませんが、殻付きの牡蠣の方が単価が良いのと、大きくなる過程で売りたい牡蠣のエサを消費してしまうから。
なので3ヶ月程度で選別をするんですが、今回その選別で弾かれた牡蠣を贅沢に2カップ分パスタに投入~。これだけで一体いくつの牡蠣が…
アツアツのパスタに剥き身の牡蠣をかけ混ぜ合わせ、予熱で火を入れていきます。
小皿に取り分けてもらっていただきます♪
レモンもタップリ入っていて爽やかな味付けとなっていて、お腹が空いてたら無限に食べてしまうんではないかという美味しさでした。
かなりお腹パンパンだったんですが、一応お代わりしました(^_^;;
その他サイドを飾った名脇役
牡蠣の日ということで当然メインは牡蠣だった訳ですが、その脇をかためる様々な食材がメインの牡蠣を引き立てていました。
シュリンプ
今回一番手がかかっているんじゃないか。と牡蠣開け師の方が言ってたのがシュリンプ。プリプリで美味しかったなー。
カクテルソースでそのまま。
パンに生牡蠣をのせ、さらにシュリンプを!美味しくないワケがない。
挟んでみる。うひゃひゃひゃ。と笑いが止まりません。
菊地牛の牛脂を使ったマッシュポテト
牡蠣フライを映えさせるためマウンテンにするベースとしたのが、菊池牛の牛脂を使ったマッシュポテト。このままでもうまーい♪
オカワカメ
食べるとネバリと苦味がアクセントになっていい感じでした。
プチトマト
フリュイ・ド・メールの彩りを飾るために。もちろん食べれます。
キュウリ
フランスでは美味しい牡蠣はキュウリの味がする。とのことでしたが、個人的にはキュウリはキュウリでした(^_^;;
あっ、でも日本のキュウリは味が濃いめで、フランスのキュウリとは味が異なる可能性も高いかも?
ワカメ
フリュイ・ド・メールの彩りを考えて。
塩抜きもしてないとのことで結構しょっぱかったけど、箸休め的な感じにはなりました!
ブドウのシャーベット
今回のデザートはブドウのシャーベット。
冷たく、シャクシャクしていて美味しかったなー。
ごちそうさま ~牡蠣の日バンザイ
牡蠣の人ことサトウゲンさんとのつながりがあって、今日の牡蠣の日を堪能することができました。
牡蠣の日は日本だけ。2004年に漁協(全国漁業協同組合連合会)によって制定されました。
趣旨については漁協のホームページをご確認ください。
[sanko href=”https://www.zengyoren.or.jp/efforts/oyster/origin.html” title=”「牡蠣(カキ)」産地イベントの開催について” site=”全国漁業協同組合連合会” target=”_blank” rel=”nofollow”]
今回、生産者の方の技術力が上がり、生産者だけで育てた牡蠣が提供されていたとのこと。
このような真摯な生産者さんが増えて、セカウマの牡蠣が広がっていったらいいなー。と思いました。
また、来年にはラボが移転する予定とのこと。
移転後の楽しそうなプランを聞いて、来年も面白い牡蠣イベントが開催され、それに参加したいと思いました。
楽しみです。
今回もゲンさん、ブラともさん、ナッシーさん、大輔さん、そして参加されたみなさま、ありがとうございました。
では、今回はこの辺で。