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談笑「落語外伝」第二回お題「居残り佐平次」に行って落語の可能性に心躍る♪

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成城ホール

今回の会場は成城ホール。初めての訪問でした。 開場18時半。開演が19時。そして私の職場の勤務時間が18時まで。と言うことで、新宿駅から小田急線の急行で成城学園前に向かったんですが、これがもうスゴい帰宅ラッシュで、、、 よくあんな電車で帰宅しようと思うな。って感じでした、、、恐るべし日本の通勤事情。 それはさておき、成城ホールです。成城学園前から徒歩数分。世田谷区系の施設なんですね?びっくりしました。 証明書の自動交付機などもある中にホールの入り口があります。

談笑 「落語外伝」 名作落語 〜それまで・そのあと・スピンオフ〜

今回は立川談笑師匠の「落語外伝」です。今回は第二回で「居残り佐平次」がテーマ。 もらった折り込みにはこう書いてあります。
落語は主人公の人生のほんの一コマを切り取ったもの。その向こうには別のドラマがある (文・広瀬和生)
そうなんですよね。落語ってホンの一部を切り出したものなんですよね。 なので、この企画は名作落語のそれに至るまで。あるいは、そのあとの展開。そして、主人公とは違う人物や別の物語に焦点を当てるスピンオフを談笑師匠に考えてもらおう。と言う野心的なもの。 ジーンズやようこたん、シャブ浜、液晶テレビ算、イラサリマケー、子別れ〜昭和編など、家元談志の伝統を現代に。の教えを様々な改作として実践している談笑師匠なので、名作落語をどのように分析、判断し、その前後あるいは別物語を練りこんでいくのか非常に興味がありました。 第一回は「文七元結」だったんですが、開催されたことを知らず聴くことができていないのが痛恨の極み。

 今回の演目

今回は非常に特殊な番組構成で、 第一部 ・居残り佐平次 仲入 第二部 ・居残り佐平次〜それまで・そのあと・スピンオフ ・アフタートーク 立川談笑 x 広瀬和生 と言う流れになっています。

居残り佐平次(談笑師匠)

時間も限られていることもあり、前座さんの開口一番はなく、いきなり師匠が登場。 マクラでは、成城というハイソな場所と師匠の地元下町の土地柄の違いや、お得意の時事ネタ、特に政治ネタで場の雰囲気を掴んでいきます。 そこからの居残り佐平次。 新橋で飲んでいる3人組に声をかけて、自分も遊びたいから、、、と、3人組にはわずかな金額の負担で品川でドンチャン騒ぎをしようと持ちかけ、それなら、と品川の遊郭へ。 さんざん遊んだあと、3人には早朝に帰ってもらい、一人だけ残った佐平次。しかし、実際には佐平次もお金はなく、支払いをするために居残り(人質)となり、、、 その後の展開を楽しむ噺です。 もしかすると談笑師匠の居残り佐平次初めて聴いたかも。 あんなサゲだったとは、、、いやなんとなく聴いたことがあるような気もするけど、、、 いずれにしても談笑師匠らしい、単に昔からある噺をリズムにのせてうまく話すのではなく、考察をしてこうなんじゃないのか?というのを練りこんだ噺となっていました。 この辺が私が談笑師匠を好きな要因の一つ。

居残り佐平次〜それまで・そのあと・スピンオフ〜(談笑師匠)

15分の仲入をはさんでの後半。居残り佐平次のそれまで、そのあと、スピンオフ、どこに焦点を当てるのかと思ったら、、、 今回はそのあとにフォーカスしての噺を作って来てくださいました。 なぜ、佐平次は通常半殺しに会うこともある居残りをあちらこちらでやってるのか、そして、第一部のサゲのあとの後日談がどう展開されていくのか、、、 談笑師匠自身が痛恨。とおっしゃってた部分はありますが、また、師匠がサゲようとした場面でサゲられなかった部分はありました、、、 が、おーっ。と驚く内容が含まれてて、それアリだよねー。と納得させる展開に、さすが談笑師匠!と感じずには入られませんでした。 面白かったです。そのまえとかも聴いてみたいと思いました。

アフタートーク 立川談笑 x 広瀬和生

30分の外伝のあと、残りの30分でアフタートーク。 この企画を考えた?ハードロック雑誌BURRN!の編集長であり落語評論家の広瀬和生さんと談笑師匠とのトーク。 広瀬さん自身も楽しみにしてて、そんな展開になったのか。と楽しんだお話や、落語とはなんなのか? そして、居残り佐平次を含めて、過去から現在に至るまで噺は時代に合わせて変わっていること、ではこの先どうなっていくのか。 プロの落語かとは、落語立川流の現在と今後、、、 もっといろいろ盛りだくさんな内容でしたが書ききれない、、、 あっという間に終了となり、お開きとなりました。

次回は「井戸の茶碗」9月8日(金)!!

折り込みには次回第三回の予告が。次回は「井戸の茶碗」です。さてどうなるのか、、、 すでに広瀬さんとのアフタートークの中で閃いていたみたいですが、、、楽しみです。絶対に行く!! と、いうことで成城ホールを後にしました。   おもしろい!参考になった!という方は、よろしければはてなブックマークしていただけるとでぐっちが喜びます。 このエントリーをはてなブックマークに追加

成城ホールってどこにあるの?

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この記事を書いた人

コンピュータ会社に勤めるサラリーマン。
Apple製品、電子小物など、新しいものが大好き。
インターネットビジネス、ブログ運営など、学ぶことが大好き。
グルメ、旅行、映画鑑賞、音楽鑑賞など、楽しむコトが大好き♪
でぐっちの知見と体験が世の中に広まり、役に立つことを願って。