TBS赤坂ACTシアター 恒例 志の輔らくご を聴いて、中村仲蔵ってこんな話だったっけ?と考える
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TBS赤坂ACTシアター
赤坂ACTシアターは2回目かな?前回は談春師匠の会で来たと思いますがそれ以来。今回は午後の公演で明るいうちにやって来ました。
志の輔らくごと言えばのぼり。たくさん出ていました。
今日の演目は事前告知されていて、大忠臣蔵と中村仲蔵です。
残念ながら2階席でしたが、取れただけでもラッキーなので良し。
TBS赤坂ACTシアター 館内
志の輔らくごと言えば著名人、タレントさんによるお花や胡蝶蘭でのお祝い。すごい。
1階にはカフェコーナーがあり飲み物やオペラグラスを買うことができます。
1階席の入り口から覗くとこんな感じ。
座席 2階C列13番
今回は2階C列13番ということで、入場口をそのまま進んで入った2階席左ブロックの右端通路側でした。
2階席はこんな感じ。
席から舞台を見るとこんな感じ。思ったよりも遠くないかな…
本日の演目
お約束のことながら、上演中の舞台の撮影・録音ができないので、言葉だけでの説明となります。
第一部 大忠臣蔵 〜仮名手本忠臣蔵のすべて〜
幕が上がると高座ではなく、大きな3枚の絵と講談で使う講釈台が。
そして、浴衣を着た志の輔師匠が登場。
なんでも 赤坂ACTシアターでやるのは9年目。そして、同じ演目をやるようになって6年目とのこと。すごいですねー。
志の輔師匠の舞台セットはPARCO劇場しかり、ここ赤坂ACTシアターしかり、堀尾幸男さんという方が手がけていらっしゃることを今回初めて知りました。
動画、静止画と連携した大掛かりなセットは毎回感心してしまいます。
で、第一部は第二部の落語中村仲蔵の背景を知ってもらうために必要な知識を得てもらうためのオマケだとのお話が。
忠臣蔵にまつわる話、特に仮名手本忠臣蔵の背景、内容、第一段から十一段までを、歌川広重の浮世絵の絵の解説を中心に簡単にまた面白おかしく説明してくださいました。
日本人なら誰でも知っている。と言われる忠臣蔵ですが、私自身は歌舞伎や時代劇に興味がなかったため、テレビドラマも含めてほとんど見たことがなく、知識がなかったんですが、今回でだいぶ知ることができました。
第二部 中村仲蔵
15分間の休憩の後、第二部。ここからが今回お金を払った部分ですよ。と笑いを入れながら、落語中村仲蔵へ。
実際には何回か聴いたことあるはずなんですが、毎回、意識を失ってて、それ故にどんな話かまったく覚えてなかったという…
でも、今回、第一部で仮名手本忠臣蔵の背景について知った上で、かつ今回は中村仲蔵の生い立ちからの説明まで入れての噺だったので、こんな噺だったのか!と笑いと涙と感動を一度に味わうことができました。
歌舞伎のカースト制度で、家柄が何より重視される中、外から入ってきた稲荷町の仲蔵が、自身の芝居・役者への想い、芸への一途な取り組みから、市川團十郎のバックアップの元、中通り(ちゅうどおり)、相中(あいちゅう)、そして名題(名題)となる経緯。
そして、名題となった後の役、仮名手本忠臣蔵、第五段の定九郎で、悩みに悩みながら役を作り、初日を演じたけれども、掛け声もなくシーンとしてたところからしくじったと思ってしまう場面。
そして、それは実はお客さんが息を飲んでしまっていて身動きが出来なかったことが判明してのハッピーエンドまで、ホント感動しました。
志の輔師匠のすごさを改めて実感した次第。また志の輔らくごを聴こうと思いました。
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TBS赤坂ACTシアター はどこにあるの?
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