総務省からの指導を受け、2021年3月下旬に各キャリアから機能を絞った格安料金のプラン・ブランドが提供されるようになりました。
auではpovoと言う名前で提供されています。
そのpovoが半年経った2021年9月29日から新発想のプラン、povo 2.0 をリリースしました。
povo 2.0では今までのpovo(1.0)と同様にオンライン専用で提供されますが、画期的なのは、
・基本料0円で利用でき、必要な機能・容量をトッピングで自由に組み合わせて利用できる
ことです。また
・期間縛りがない
・通称SIMとeSIMが利用可能
となっています。ただし、
・オンライン専用で店頭・電話での契約、サポートは受けられない
・クレジットカードが必須
・13歳以上の個人利用のみ
・auの契約は引き継げない
ことは念頭に置いておく必要があります。
基本料0円で出来ることは次のとおりです。
- 070 または 080 または 090 の電話番号が1つ利用可能。ただし番号選択は不可
- データ容量は0GB。ただし0GBでも最大128kbpsでの通信は可能
- 国内通話は30秒あたり22円(税込)で利用可能
- 国内SMSは受信0円。送信1通あたり3.3円(税込)で利用可能
0円で電話番号を1つゲットでき、受けるだけなら電話、SMSも0円で利用できちゃいます。また、少量のメールや文字中心のサイト(最近はほとんどないけど)も低速ながら何とか閲覧したり、やりとりを行うことかできます。
受け身な利用形態ならお金かけずにできちゃいます。
ただし、180日間以上有料トッピングの購入がない場合には、利用停止、契約解除となることがあるのは覚えておく必要があります。
トッピングはデータトッピング、コンテンツトッピング、通話トッピング、サポートトッピングの各カテゴリから1つまで必要に応じて付けることができます。
各トッピングの内容は次のとおりです。
- データ使い放題(24時間)… 330円/回
- データ追加1GB(7日間)… 390円/回
- データ追加3GB(30日間)… 990円/回
- データ追加20GB(30日間)… 2,700円/回
- データ追加60GB(90日間)… 6,490円/回
- データ追加150GB(180日間)… 12,980円/回
※料金はいずれも税込
※ネットワーク混雑時や動画・クラウドゲームなどの利用時に通信速度を制限する場合あり
- DAZN使い放題パック(7日間)… 760円
- smash.使い放題パック(24時間)… 220円
※料金はいずれも税込
※ネットワーク混雑時や動画・クラウドゲームなどの利用時に通信速度を制限する場合あり
- 5分以内通話かけ放題 … 550円/月
- 通話かけ放題 … 1,650円/月
※料金はいずれも税込
- スマホ故障サポート … 830円/月
※料金は税込
iPhone で eSIM 入れて2回線使えるようにしよう
iPhone XS以降のモデルではデュアル SIM に対応し、1枚の物理的な SIM(nano-SIM)に加え、電子的な SIM(eSIM) が使えるようになりました。
iPhone 13では物理的な SIM を排した2つとも eSIM のモデルも選べるようになりました。
今回は、手持ちのiPhone 12 Pro Maxに、povo 2.0のeSIMを入れて2回線で利用します。
iPhone での povo 2.0 の申し込み
iPhone 12 Proは次のような使用形態となっています。
- Appleストアで購入したSIMフリーのiPhone 12 Pro Max
- ドコモのnano-SIMで5Gギガホ契約で利用
なので、ここでは、iPhone を利用しての povo 2.0 の申し込み、設定、利用を行うことにします。
有効期限が2分と短いので注意してください。