年度も変わった2016年4月1日。フレッシュマン&お堀の桜見物で人が増えている中、いつもどおりランチに向かいます。 神楽坂を一本、いや、二本入ったその先の静かな住宅街の中に、突然と現れる金色のオブジェ。 扉を開けるとそこにはカンボジアの異空間が広がっていました。
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閑静な住宅街にある異空間
神楽坂のメイン通りである早稲田通りから一本入り、そこから更に進むこと300m。まわりを見渡せばお店はなく住宅が立ち並んでいます。 てくてく歩いていると突然、金色のオブジェが目に入ります。 バイヨン – カンボジア料理のお店です。
ランチ看板と小さな広告が置いてあります。
異空間は店内にも続く
私自身がカンボジアに行ったことがないこともあり、恐る恐るドアを開けて店内に入ります。 すると、店内にも居空間が広がっていました。
とは言っても、日本なのでメニューなどは日本語で書かれているので安心です。
豚野菜炒めにチャレンジ
店内はちょっと暗めな照明で、カンボジア音楽?が小さい音量で流れています。そして、パッと見た感じ、カウンター4席、4人掛けのテーブルが1つ、6人掛けのテーブルが2つ、と小さな店舗です。 恐らくカンボジアの方だと思われるシェフの方が一人でやられているようです。 オーダーしようとした際に、3人別々の品を注文したら、「時間ある?私、一人でやっている。みんな別々だと時間がかかる。みんな一緒か2つなら少し大丈夫」と日本語で言われてしまったので、2人が「カンボジア風チャーハン」、そして私が「豚野菜炒め」を注文しました。 ちょっと待っていると、突き出しの漬け物とデザートが最初にやってきました(^_^;; 漬け物は甘酸っぱい感じのタレ?で漬け込まれています。
デザートは、カボチャソースのナタデココ。初めての味だったけど、おいしかったです。
そして、またしばらく待つと、サラダとスープが出てきました。
サラダはゆで玉子と海老とキャベツがこれまた甘酸っぱいドレッシングで和えられています。甘さの中にちょっと辛みも含まれていて不思議な感じ。
海苔とネギのスープ。でも、醤油でも塩でもない、これまた初めての味。だけど、やさしい味でスプーンですくう手が止まりません。
ということで、メインディッシュの前に、突き出しとデザートがすべて出そろいました。
トマト味の豚野菜炒め
さらに待つこと数分。厨房でジュージュー。という音が聞こえたと思ったら、ほどなくメインの料理が出てきました。
豚野菜炒めは、厚めの豚肉と玉ねぎ、青菜、ネギ、そしてトマト!が、恐らくケチャップとソースで炒められているのではないかと思います。
ご飯は別皿で固められて出てきました。
トマト味の豚野菜炒めは初めてだったんですが、これも他の品と同様、ちょっと甘い中にもちょっと辛みを感じることができて、不思議な味でしたがおいしかったです。
野菜炒めとご飯を食べた後、野菜炒めで出たスープをスプーンですくって味わっていたんですが、そこで初めて、「もしかして、これは固めたご飯の上に肉野菜炒めとスープをかけて、混ぜまぜして食べるのでは?」と気付きました…
そしたら、またご飯にスープが染みこんでより味わい深いものになったのではないかと思います。
初めて食べたカンボジア料理。他のエスニックとは違って、甘さの中にちょっとした辛さがあるという不思議だけど、やさしいお味で、また時間があったら再訪したいな。というお店でした。
