2017年3月20日春分の日。運良く、タイミング良く立川談笑師匠の年に1回ぐらいしかない横浜での独演会に行くことができたのでシェアします。
横浜にぎわい座
でぐっちの家から徒歩5分のところにある演芸ホール。
ほとんどが落語・寄席関係だと思います。最寄り駅は桜木町です。
桜木町から野毛ちかみちを通って、セブンイレブン、モスバーガーの横を通っていくと右手に横浜にぎわい座が現れます。
前には今日の演目が貼り出されています。到着したときにはすでに開場時刻を過ぎてました。まぁ、指定席なのであわてる必要はありませんが。
エレベータで3街に上がると演芸ホール1階席の入口があります。この日は当日券もあったので左手のカウンターで購入することもできたようです。
チケットのもぎりをしてもらうと、休憩スペース、売店、販促コーナーがあります。
この日はにぎわい座さん主催ではなかったためか、客席での飲食がNGだったため、休憩スペースが賑わってました。
ちなみに2階には、にぎわい座で開催されるチケットの販売所やこんなスペースが。桂歌丸さんが館長なんです。
今回は場内での写真撮影もNGとのことで、演芸ホールの写真も撮ることができなかったんですが、席が後ろから2列めだったものの、十分見えるので不満はありません。
このちょうどいいハコっていうのが横浜にぎわい座のいいところだと思います。
そういえば、最前列に広瀬和生さん(※)の特長的な後ろ姿を拝見しました。久しぶりな感じ。
(広瀬和生さん:音楽雑誌BURRN!の編集長で落語評論家という変わったお方)
今日の演目
独演会でしたが、開口一番は談笑師匠の二番弟子である笑二さんが。出囃子を聞いてニンマリとしました。
お客さんによっては「あれ?談笑師匠じゃないの?」なんて思われた方もいらっしゃるようです。
マクラは唯一の沖縄出身の落語家であることなドを中心に話したあと、ネタは弥次郎。
ちゃんと沖縄に話をもっていくのか素晴らしい。
その後、談笑師匠の登場。
小池、籠池(森友)問題など、政治、経済の時事ネタのマクラに熱が入り、先日放映されたNHKの「ちょい住み」の裏話なんかも縦横無尽に入れたりして30分以上。
お客さんのノリがよかったからなのか、師匠が観客からのフィードバックを取り損ねていたのかはわかりません。でも、楽しいマクラだったなぁ。
そして、入ったのが「饅頭とか怖い」。「とか」が話に今を入れ込む改作好きな談笑師匠の持ち味の部分。存分に笑わせていただきました。
終わったとこで14:54となり、お伺いを立てたところ16:30までの延長はNGとなって、前半2席の予定が1席となって仲入り。
10分間の仲入りの後は、時期はズレてしまうものの大ネタ、文七元結。
過去に談笑師匠の噺を聴いたこともあったのと、兄弟子である立川談春師匠の噺も何回も聴いてるので、どっちがどっちだっけ?なんて、考えながら聴くのもこれまた楽しいのです。
笑いと涙が交互に押し寄せるような、感動と面白さが同居してて、楽しい1席1時間でした。
今後の予定
落語という意味だと、金曜日3月24日に立川こはるちゃんの勉強会がここ横浜にぎわい座の地下小ホール野毛シャーレであるのと、29日には立川談笑一門会が吉祥寺の武蔵野公会堂、
4月1日には立川吉笑さんの勉強会、17日は立川流マゴデシ寄席、18日には立川流が好き!vol.2、28日は立川談笑一門会。
さらに5月も4日に立川志の輔師匠、10日に立川談笑師匠と結構落語三昧してますね、、、
ご興味のある方はぜひお声がけください。
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