2022年8月31日。WordPress 6.0.2 がリリースされました。詳細は下記を参照ください。
WordPress 6.0.2 リリース。17件のバグ修正、3件のセキュリティ修正に対応したメンテナンスリリース。更新すべきか否か、更新内容、更新手順、更新後の不具合について紹介
2019年1月10日。WordPressの最新版5.0.3がリリースされました。メンテナンスリリースの位置づけで37個のバグ修正と7個のパフォーマンスが改善されています。
本記事ではWordPress 5.0.3インストール後の不具合の発生の有無について、アップデートすべきか否か、アップデートの内容について紹介します。
WordPress 5.0.3インストール後の不具合について
2019年1月10日22:10現在、3つのブログを運営していますが、
- アップデートできない不具合
- アップデート後、ブログが表示されない不具合
は発生していません。
プラグインについても、de-gucci.comでは現在54個のプラグインが有効化されていますが、
- 記事が表示できないなどの不具合
- 記事が書けないなどの不具合
などは発生していません。
WordPress 5.0.3アップデートすべき?待つべき?
WordPress 5.0.3は3番目の数字が “2” から “3” に上がるというメンテナンスリリース。
超慎重派の人は、1週間ぐらい様子を見ても良いかと思います。
しかしながら、そろそろWordPress 4.x台の方も含めてWordPress 5.0.3にアップデートすべきと考えています。
WordPress 4.x台の方で唯一気にしなければいけないのが、
- WordPress 5.x台になると投稿画面がブロックエディターに変更されてしまい、過去の記事を編集すると文字装飾が消えてしまう可能性がある
という点ですが、これについてはWordPress 5.x台にアップデートする前にプラグイン “Classic Editor” をインストールし有効化していけば問題ありません。
詳細については「WordPress 5.0リリース前の最終案内。Classic Editorプラグインのインストール&有効化は済んでますか?Gutenbergを無効化するには?」をご確認ください。
WordPress 5.0.3アップデート内容
WordPress 5.0.3はメンテナンスリリースで37個のバグ修正と7個のパフォーマンス改善か含まれます。
主な内容は次の通りです。
- 15個のブロックエディター関連のバグ修正と改善
- 2個のブロックエディタのI18N(Internationalization)のバグ修正
- ブロックエディタ使用時にユーザのJavaScript使用の無効化
- いくつかのカスタマイザーのPHPエラーの修正
- CSVなどの共通ファイルタイプのアップロード問題の修正
3つめのトピックである「ブロックエディタ使用時にユーザのJavaScript使用の無効化」については非互換性か発生する可能性がありそうです。
が、それ以外についてはバグ修正、特にまだまだ新しいブロックエディター(開発名Gutenberg)にはたくさんの問題が含まれているようで、I18Nも含めると17個の修正が実施されています。
そういう意味ではWordPress5.0.3に上げるか否か。よりもGutenbergを利用するか否か。に確認内容をシフトした方が良いのではないかと思いました。
と言うことで、2019年1月10日22:20現在は「Gutenbergの使用はまだ待った方が良い」と考えます。
その他の懸念事項としてはプラグインがWordPress5.xに対応しているか否かとなりますが、こちらについては星の数ほどのプラグインがあるので紹介しきれないのですが、
- 公式サイトのプラグインページで対応可否を確認
- 対応していない場合にはWordPress5.0.3環境で試し、動作しない場合には代替のプラグインを探す
という対応になるかと考えます。